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  • 執筆者の写真studiophotoarai

(後編)「笑顔」と「歴史」を創り
関わる人を豊かにする、志の写真撮影とは



ご覧いただきありがとうございます。 スタジオフォトアライ・ジュエ 店長の荒井ゆうすけです。 今回は、前回の続きであります、 「笑顔」と「歴史」で 関わる人を豊かにする、志の写真撮影とは の後編をお伝えしていきたいと思います。 前編では主に 写真撮影における「笑顔」という部分、 笑顔と豊かさについて 私の解釈をお伝えさせていただきました。 私が写真撮影で、人に笑顔になってもらうために どのようなことを大切にしているのか? というお話でした。 「笑顔」と「歴史」を創り 関わる人を豊かにする、志の写真撮影とは (タイトルがちょっと俗っぽかったので 変更させていただきました (汗)) 今回はその続きであり、後編の 写真撮影と「歴史」で 豊かさを創ることについて お話させていただこうと思います。 誰の人生にも関わりのある大切なお話を 写真撮影を15年続けてきた私の視点をもって お伝えさせていただきます。 まだまだ未熟な者ではありますが 豊かさを創っていきたいという想いを 現時点の私の解釈からお話させてもらいます。 よろしければ最後までお付き合いくださいませ。 歴史とはなんでしょうか? 端的に言えば「過去の出来事」ですよね。 「何年にこういうことがありましたよー」 っていう感じ。 ただ、歴史の認識を、こういう「事実」があった と、ただの年表的な塊で終わらせてしまい、 「そういうものでしょ」と そこで打ち止めにしておくのは とてももったいないと思います。 事実があったということは そこには、その事実に行き着くための 背景があった。 その背景には、その時の時代や 経緯、人の想い、 誰かの笑顔、誰かの涙、誰かの志… などがあったはずです。 そう。歴史にはそういった 人の物語があるのです。 例えば、 「桶狭間の戦いがありました」という事実は歴史です。 しかし、なんで織田と今川は桶狭間で 戦わなければならなかったのか? というところに想いを馳せると その両軍の背景まで考えることとなり その前にはどんなことがあったのか? それぞれはどんな想いを抱いていたのか? と、めちゃくちゃ繋がりを持って 考えることができます。 少し話が大それ、脱線しました。 どうしても「歴史」というと 偉人たちの出来事となりがちです。 しかし、偉人たちの歴史だけが 歴史ではありません。 歴史とは色々な背景を背負った ストーリーの集まりです。 人生物語の縒り(より)合わせです。 この世に存在している人間の 物語1つ1つも歴史なんですよね。 自分史、とか言うじゃないですか? だから、あなたにも私にも歴史があって 当然、大好きなあの人にも ちょっと苦手なあの人にも それぞれ大いなる歴史があります。 で、その歴史には 見方というものがあります。 歴史の解釈ということですね。 この解釈の仕方で、事実は変わらないけど そこから受け取る歴史的なメッセージが 変わってくるのです。 よく「歴史の転換点」とか 「ターニングポイント」とか 言われると思います。 黒船来航で時代の流れが変わった、みたいな。 時代や世の中が大きく変わるときは 現象としてわかりやすい「事件」としての ターニングポイントが見受けられます。 でも、ターニングポイントというのは そういった、大きな事件だけでしょうか? 違いますよね。 歴史は人の人生物語です。 物語にはところどころに 記憶に残る節目というものがあります。 その節目がターニングポイントであって 一人一人の人間にも ターニングポイントっていうものがあります。 そこで写真撮影なんですよね。 えっ、なんで? となるかもしれませんが、 ちょっと頑張って伝えてみようと思います。 実は自分の歴史における ターニングポイントというのは 「自分で創ることができる」のです。 歴史は物語、物語には作者がいる。 自分の人生物語なら作者も自分。 ということは、演出を加えるのも 自分なんですよね。 自分の物語はおもしろい方がいいですよね。 物語のおもしろさは やはり、ターニングポイントをむかえたとき。 ということで、 人生を豊かな物語にしていくためには ターニングポイントを設定しないといけないんですね。 私自身にもターニングポイントはあります。 念願叶ってやりたかった研究員を ほとんど直感で辞めて まったく未経験だった写真撮影を スタジオではじめること。 そのために、今の妻(当時は彼女)を岡山県に残して 一人、三重県に帰ってきたこと。 自分のスタジオを持つこと。 そのスタジオを閉めて 今のオーナーのスタジオと合流すること。 娘が1kgにも満たない、低体重で生まれたこと。 自分の歴史の要所要所にターニングポイントがありました。 そこから大いに学びを得て、試行錯誤しながら 現在に至っています。 ターニングポイントの利点。 それは志が立つこと。 それは理想を描くこと。 それは希望のために行動する原動力になること。 しかし人は、時間が経つと こういったことを忘れがちになってしまいます。 私も例外ではなく、 しばしば志を置き去りにし、 理想が薄れ、 希望のための行動を起こさなくなる。 そして、ぬるま湯で楽で易(やす)きな流れに 身を投じてしまっています。 ではそうならないためには どうすればいいのか? それはそういった大切な想いを「記憶」に残していけるようにするということです。 しかし、想いの記憶とは実際には触れられないもの。 だから、写真撮影なんです。 写真は記憶でもあり、記録です。 この記憶に想いを宿らせて記録になったものが 写真なのです。 言い方を変えれば 想いを記録して、いつでもその想いを引き出してくれる”楔(くさび)” 写真を見れば、そのときのことを 映像として思い出しやすくなると思います。 そして、その映像はおそらく物語のようになっているはずです。 そしてその物語には感情や想いも思い出せ、 未来にも続く大切なものとして 記憶として繋いでいけるのです。 写真とはそういうものだと 私は思っています。 ここまでお伝えしてきたことは 私の想いであり、ほとんど一筆書きです。 支離滅裂だと思います。 ですが、ここまでのことを踏まえて 撮影に来てくださるお客様の 過去も今もこれからも 明るく温かく軽くなるような そんな記憶の解釈ができますように 豊かになりますように と、お祈りしながら 撮影をさせてもらっています。 技術的なことはありません。 しかし、技術を超えて この私の想いやエネルギーが 届きますようにという 心持ちでいることは確かです。 ということで、少しでも 豊かな記憶を残してもらえるように 撮影では笑顔を大切にして 忘れがたいものにしようとしたり なるべく皆様の大切な想いが 創発されるように 特典として、飾れる写真を プレゼントとしたりしています。 そして、皆様それぞれの歴史と物語が豊かになり 「いい人生」を歩める人を多くしていきたい。 そんな想いで 写真撮影を行っています。 最後に、人生を面白い物語にするための ターニングポイントの創り方を。 それは、ここが人生のターニングポイントだ! と自分で決めること。 周りからはなんでもない、大したことがないと言われることでも 自分で解釈を加えて、ターニングポイントにしちゃうのです。 これがコツであり、第一歩です。 私で言えば、 トイレにブツが落ちたときの 「ポチョン」という音を ターニングポイントにしたこともあります。 そこから人生変えよう!と決意した 記憶があります。 (急に汚い話(笑)) そういったターニングポインの第一歩が 「写真スタジオで想いを記す」でも いいですよね。 私たちは人の豊かさが目覚め、人生も豊かにできる写真撮影を目指しています。 それには、ずっと残る記録と記憶を豊かにすることが不可欠。 そんな想いで写真撮影に臨んでいます。 はい、最後はさらっと 「ぜひ、来てね!」というお知らせでした(笑) それはともかく 自分の歴史(物語)は自分で創る という意識は あるとないとでは 豊かさも変わってくると思いますので 一緒に人生物語をおもしろく綴っていきましょう! 長文でしたが、最後までお読みくださり ありがとうございました。 追伸 実は他にも伝えておきたいことがありまして 例えば、「写真とは?」や「感性って?」 みたいなこと。 完全に私の解釈であり、 それが皆様のお役にたてるかどうかは わかりませんが コラム、独白、みたいな感じで お伝えできればいいと思いますので その際はまたお付き合いいただければと。 それでは ありがとうございました。

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